11月11日、牡牛座で満月。
今回の満月は、牡牛座19度で起こり、サビアンシンボルは『大洋から新しい大陸が浮上する』となり、新しい大陸が浮上するまで、大洋つまり海には漂う海水しかなかった場所に、新しい大陸が形成されると同時に、新しい生命の可能性が浮かび上がってくるといった象徴を表しています。
そして、新しい大陸が浮上する様子は、心の奥底からやってくる誰にも振り回されない確固たる意志を象徴しています。
大陸は大地であり、大地がしっかりと踏みしめられる土台であるように、信頼性や確信性の高いものとして、自分が直感的に受け取っているものを、自然な真実として人生に反映していく度数だと言えるでしょう。
牡牛座は地のサインですが、地のサインが持つ他の四元素、つまり火・風・水サインにないものとして、「固定性」という要素があります。
火も風も水も、形を変え、量や勢いを増減させることが出来る分、変化がおびただしく、流動できる要素ですが、地はしっかりとその場所に根差し固着させる、他にはない働きがあります。
けれども、私たちは踏みしめる場所がなければ、立つことさえも出来ません。
今回の満月は、新しく踏みしめる場所を生み出すために、スペクタクルを伴って、非常に深い場所から新しい境地を開拓していく満月になるのではないでしょうか。
今回の満月のチャートを読むと、天体間、特に太陽、月、水星、金星が他天体に対してアスペクトが少なめのチャートになっているので、いわゆるアクションも減少しがちな傾向があるものの、際立つアスペクトを持つアクションがそれだけ特徴的になりやすいとも言えるのではないかと感じます。
例えば、第10ハウス獅子座30度の火星と、第4ハウス水瓶座29度の海王星がタイトにオポジションを成しているのはそのひとつと言え、社会的な義務や集団の一員として、自分のエネルギーや情熱を注ごうとするものの、自分の心根にある理想や直感が火に水を注ぐように、消火させてしまいがちかもしれません。
ただ、自分の勝手な思い込みや限界を突破しようとチャレンジできる配置とも言え、主体性のなさを覆そうとする動きにも置き換えられそう。
しかし、満月当日に火星は乙女座入りし、牡牛座木星と山羊座冥王星とグランドトラインを形成し始めますから、あんまり躍起になるのではなく、ひとつずつレンガを慎重に積み重ねていく形の情熱として表現していった方が、成功しやすいと言えるのではないでしょうか。
もうひとつ特徴的なのが、射手座11度の水星と金星が、射手座15度のドラゴンヘッドと合、そして双子座15度のドラゴンテイルが双子座18度のバーテックスと合の配置でしょうか。
射手座の水星、金星、ヘッドの合のみだと、すごく自由で素直で爽快な感じはするのですが、そこにはアンチバーテックスが合、つまり真後ろで双子座のドラゴンテイルとバーテックスが合にもなっている訳で、何かと宿命的とも言える出来事が起こりやすい印象も。
第2ハウスと第8ハウスが関連しているので、生と死、財産やその行く末にまつわるテーマが浮き彫りになりやすい傾向があるかもしれません。
複雑に絡まり合ってこそ、運命は紡がれてゆきますが、時に私たちの力ではどうにもならないこともあります。
ただ、そんな時であっても、今回の満月が示すように、自分に忠実に生きていきたいものですね。
サビアンシンボル参照元:松村潔著『決定版!サビアン占星術』、『神秘のサビアン占星術』

アストロエンジェルカウンセラーのShalomが行うホロスコープカウンセリング、エンジェルリーディングは、『Sunshine and Moonlight』です。


